
大垣市ますやの枡
日本独自の伝統道具「ます」。
枡は一合、五勺というように、正確にかさを測るために作られた計量用の器でした。
計量器から、ヒノキとお酒の香りを楽しむための酒器として転用されています。
そんなヒノキの香りと、精密に組み込まれた箱の美しさを持つ枡。
これをもっと私たちの身近な生活道具として使用出来るようにと、製作したのが「ますや」の枡です。
岐阜県大垣市では今もなお枡づくりが続けられ、全国シェアおよそ80%を誇っています。
この枡造りの技術をより広い日常の場で、より多くの人に提供していきたいと考え、新しい枡造りを行っています。

枡の標準品。日本製で、熟練職人が今でも一ずつ手作りしています。枡は一般的に日本酒を飲む祝盃として使われています。一合ます、二合半ます、五合ます、一升ますは、江戸自体京枡の流れをそのままに引き継ぐ伝統の寸法と、現在でも木曽桧を使い続けております。祝いの席で使われる事が多いのですが、ご自宅で使ってもまたおしゃれ枡。桧のぬくもりと香りで、日本酒が更においしくなりそうですね。