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店長とスタッフのブログ

丹沢杉のわっぱ弁当箱工房を訪ねて



from:スタッフ三浦


ロングセラーの『丹沢杉のくり抜き弁当箱』。
神奈川県の丹沢山地の杉から作られたこのお弁当箱は、くり抜きという手のかかる製法でありながら、リーズナブルな価格で人気です。

今回、この『丹沢杉のくり抜き弁当箱』を製作する、神奈川県の工房を訪ね、製造風景を撮影させていただきました。



木工品、まずは乾燥から始まる

この弁当箱の注目すべきポイントは、リーズナブルな価格でありながら、日本国内の木材を使って国内の工房で製造していること。
つまり純粋に100%メイドインジャパンということです。
材料の杉は、神奈川県の丹沢山地で採られたもので、これを神奈川県内の工房で削り出しから仕上げまですべて行っています。

丸太の状態で山から運ばれた杉材を、板状に切り出し、十分に乾燥させるところから弁当箱づくりが始まります。
どの木工品にも共通することですが、加工前に乾燥させておかないと、仕上がり後、木の水分の蒸発時に、変形したり割れたりすることがあるからです。

板が中まで乾いたら、次はくり抜きの工程です。
残念ながらこのくり抜き加工の方法は企業秘密ということで、お見せすることはできないのですが、その後の加工を動画と写真でご紹介しますね。



くり抜き弁当箱ができるまで

くり抜き加工が終わったばかりの弁当箱から、仕上げの木固め剤の塗布まで動画にまとめましたので、見てみてくださいね。




くり抜き直後の状態です。
ベースの形が出来上がりました。
まだたくさんの木くずがまだ付いたままの状態ですので、これをヤスリで削り落としていきます。



この機械の棒の先にヤスリが取り付けられています。
これを高速回転させ、そこへ先ほどのくり抜き直後の弁当箱の木くずを取り除いていきます。



表面を削っていきます。
細かな木粉が飛んでいるのが見えますね。
内側も同様に削ります。



機械でのヤスリが終わったら、番手の細かいサンドペーパーを使い分けて、手作業でヤスリがけをします。
角丸の部分や表面を、滑らかに磨いていきます。



内側も丁寧に磨きます。
削って弁当箱の形をつくるのはここまで。
この後は木の強度を高める秘密兵器の登場です。



ニスでなく木固めで仕上げる

ここからは仕上げ作業です。
削って形を作っただけの白木の状態では、日用品として使う弁当箱としては耐久性が良くありません。
毎日使って水に濡れても曲がったり割れたりしないよう、『木固め剤』を塗り込んで、木の強度を上げる作業を行います。



木固め剤を布にしみ込ませ、拭き塗りしていきます。
ニスのように表面を塗り固めるものではなく、木固め剤は木地に浸透して木材そのものの強度を高めてくれるものです。
このくり抜き弁当箱の使い始めは、木固め剤のニオイがうっすら残っている場合がありますが、何度か洗って乾燥させることで消えていきます。
木固め剤は木製の学校給食器などにも使われている、とても安全性の高いものですので、安心してお使いください。



木固め剤を3度塗り込んだ後は、日陰で1週間乾燥させて弁当箱の完成です。



完成し、出荷を待つ弁当箱たち。
木目が美しいですね。
余談ですがワタクシスタッフ三浦は昔ギターに凝ったことがあり、綺麗な杢目に見入ってしまうという、なかなか理解されにくい趣味があります。



木製食器のコーティング

一般的にリーズナブルな価格帯の木の弁当箱は、ほとんどがポリウレタンなどで表面をコーティングする仕上げをしています。
表面をコーティングすると、外からの衝撃から木を守る効果があるのと同時に、水気が木に染み込むのを防ぐという役割も果たします。

食器なので水に濡れるのは当たり前と言えば当たり前。
しかし木の内部に水分が入ったり、逆に蒸発したりを繰り返すと、変形や割れの原因となります。
なので、木の部分が水や空気に触れないように、まるっとコーティングしてしまうのは、耐久性を上げるには効果的です。

しかしこれでは木の質感が感じられなくなってしまうんです。
なので、、、



敢えてコーティングしない


丹沢杉のくり抜き弁当箱では、表面をコーティングすることなく、木の強度を高めることができる『木固め剤』で仕上げをしています。
これで仕上げることで、見た目も手触りも木そのものの状態の弁当箱を作ることができます。
そして、コーティングしないことには、もう1つ大きなメリットがあるんです。

それは、冷めてもご飯がふっくら美味しいということ。
木のおひつと同じ効果があるんです。

ご飯を弁当箱に入れると、まず最初に、お弁当箱がご飯の余分な水分を吸収します。
そして時間が経ってご飯が冷めてきて、水分が蒸発してきた時に、お弁当箱の水分がご飯に戻るのです。

敢えてコーティングしないことで、この弁当箱に入れたご飯は、電子レンジで温めなくても、ふっくら美味しく食べられるんです。



桧もあります


当店の定番となった丹沢杉のくり抜き弁当箱に、新たなラインナップ『箱根ひのきのくり抜き弁当箱』が加わりました。
重厚感があって爽やかな芳香が特徴的な桧の弁当箱も、杉の弁当箱と同様に木固め剤で仕上げられています。
質感、香りともにナチュラルな雰囲気の食事を存分に楽しめるお弁当箱、こちらもオススメです。


p.s.
大・中・小と3種類ありますがいちばん人気は『中サイズ』です。

天童将棋駒の工房を訪ねて



from:スタッフ三浦


2017年12月7日、当店取り扱いの天童将棋駒の製造元を訪ねて、山形県天童市まで出掛けてきました。
今回は、当店事務所のある大宮(さいたま市)から山形新幹線「つばさ」で、片道2時間半ほどの道のりを行ってきました。



天童駅前はぐいぐい将棋推し

大宮から下り方面の新幹線で、天童駅まで乗り換えなしで1本で行くことができました。
山形駅の次の駅です。



12月の東北地方、さぞかし寒いだろうと覚悟して行ったのですが、意外にも気温は大宮と変わらないくらいに感じました。
天童駅前は将棋カラーがものすごく濃いゾーンになっていて、あちこちに将棋駒の絵やオブジェがあります。
さくらんぼや、ラ・フランスのアピールもあるのですが、やはりいちばん目に飛び込んでくるのは王将と左馬の文字です。




将棋駒作りの工程

現在、当店で取り扱っている将棋盤と駒のセットは、楓材に漆で文字を書いた「書き駒」ですが、今回作業工程を見せてもらったのは、高級品の「黄楊(柘植・つげ)」の駒づくりです。
丸太の状態から駒の形にし、文字を彫るところまで撮影させてもらいました。
(今回は細かい工程は途中省きながら、わかりやすい作業を選んで見せていただきましたので、これがすべての工程ではありません)



1.丸太を輪切りにする

今回は黄楊の丸太を半分に切ったものを、輪切りにしていきます。
黄楊は「木の宝石」と呼ばれる高級材で、非常に硬く、また塗装なしでも上品な光沢があるのが特徴です。
手で使い込むほどに艶と味が出る木材なので、将棋駒の素材として最適です。



2.将棋駒の厚みに板取りする

丸太を輪切りにしたものを、板状に切り出していきます。
この時、平行に切るのではなく、丸ノコに角度をつけて切っていきます。
将棋駒は置いた時に水平ではなく、先端に向かって角度がついています。
この角度に合わせて切っていきます。




3.将棋駒の五角形にする剣立て仕上げ

将棋駒の五角形を作る最終工程です。
四角い板から将棋駒の形に仕上げます。
将棋駒のサイズは6種類あり、普段は1つの種類をまとめて作る段取りで作業するそうです。
いちばん大きいものが、王。
2番目に大きいのが、飛車、角。
3番目が、金、銀。
その次が、桂馬。
さらに小さいのが、香車。
そしていちばん小さいのが、歩です。



4.文字彫り

将棋駒には「書き駒」と「彫り駒」があり、こちらは彫りの工程です。
字母紙という型紙を貼り付けて、それに沿って彫刻刀で掘っていきます。
使うのは1種類の彫刻刀。
これですべての駒を掘っていきます。


この後に目止めを施し、掘ったところに漆を塗り込んで完成です。




飾り駒の木地づくり

この工房では実用品の将棋駒の他に、置物の飾り駒も作っています。




木材ブロックを将棋駒の五角形の形にする工程。
てっぺんの尖った形を作ります。



電動のカンナで面を滑らかに仕上げます。



表面を磨き上げます。

この飾り駒に使われている木材は、栓の木。
ケヤキに似た木目を持ち、木工職人の間では「新ケヤキ」と呼ばれたりしている木材です。
飾り駒はこの後文字彫りと塗装を施して完成となります。



将棋駒の書体


将棋駒に書かれている文字の書体は、大きく分けて「楷書」と「草書」があります。
楷書は小学生が学校の授業で習う基本書体で、かっちりした文字です。
将棋駒の楷書は独特の崩しがありますが、将棋に馴染みがない人でも読める文字です。
草書は、流れるような筆文字の行書よりも、さらに字画を省いて描かれた書体です。
とても風格と味のある書体ですが、残念ながら草書の書き駒職人は、今では1人もいなくなってしまったそうです。



天童駅再び


工房の見学を終え、天童駅内にある将棋資料館へ。
中は撮影禁止だったので残念ながらここで写真をお見せできないのですが、普段の将棋と違う、めちゃくちゃ駒の種類と数が多い将棋盤など展示されていて、見る価値ありです。
人間将棋の歴史についても展示されていて、将棋ファンを飽きさせない内容になっていますよ。

余談ですが、中学生棋士の藤井聡太四段の大活躍で空前の将棋ブームになった頃、やはりこちらの工房に注文が殺到したそうです。
むろん注文したうちの1件は当店だったわけですが。
この時、当店で販売している将棋盤と駒のセットがなかなか入荷できない時期がありました。
これは駒が足りなくなってしまったのと同時に、盤も在庫がなくなってしまったからだそうです。
工房のご主人が将棋駒製作の仕事を今までずっとやってきて、盤が足りなくなったのは初めてだそうです。

藤井四段、恐るべし、ですね。



p.s.
今や当店の定番となっている「折盤と楓漆書き駒のセット」は、「ちょっといい将棋入門用」にぴったりです。
はんこで文字を入れる押駒と違い、駒はすべて職人の手書きですよ。


p.p.s.
隠れた人気商品がこちらのペン立て。
文字は印刷で入れているのでリーズナブルな価格で手に入りますよ。

だるまと言えばなぜ高崎?高崎だるまの工房を訪ねました



from:スタッフ三浦


2017年11月7日、当店取り扱いの『高崎だるま』の製造元を訪ね、見学させていただきました。
群馬県高崎市にあるこの工房は、だるま専門に製造を行っている工房です。
1年中だるま作りを専門にしている工房は、高崎市内でも数少ないそうです。

目的地は関越自動車道の高崎ICから約10km。
今回はボスと一緒に車で向かうことにしました。



天気の良い日はだるま日和

この伺った日の前日、「明日天気良さそうだから行ってみるか!」とボスの一声で決まった今回の訪問&見学。
だるまは色を塗った後に日と風にさらして乾かして作るので、雨が降っていると外で乾燥の工程が行えません。
外で乾かしているところも含め、製造工程をご紹介したいので、天気の良い日を選んで行ってきたというわけです。

だるまの乾燥工程



だるま作りの工程


1.だるまの生地
かつての昔ながらのだるま作りは、生地づくりから手作業で行っていましたが、現在では『真空成形』という技術で機械による大量生産ができるようになりました。
この工房では生地メーカーから仕入れ、そこに色付け・絵付けを行ってだるまを作り上げています。
生地は紙でできています。

まだ何も塗っていない生地


2.底のおもり
だるまの生地の底に『ヘッタ』と呼ばれる土台をくっつけていきます。
ヘッタは粘土を固めて作られたもので、これが倒しても起き上がる『起き上がり小法師』の重りとなります。


3.下地の白塗り
生地の紙部分がむき出しの状態では色が綺麗に乗らないので、最初に胡粉で真っ白に塗り、下地を作ります。
胡粉とは貝殻を焼いて作った顔料で、日本画や日本人形、仏閣の壁画や天井画などに使われる絵具です。
胡粉を全体に塗った後、外で乾燥させます。
当店で販売している『おえかき白だるま』は、この胡粉塗りまでを済ませた段階のものです。
下地の白があるので、マジックなどできれいに発色するようになります。

胡粉で白の下地を作ります

胡粉を乾かします


4.色付け
胡粉が十分に乾燥したら全体を着色していきます。
当店で取り扱っている12色のだるまは、ここで色別に分かれます。
それぞれの色の塗料に浸して着色し、この後乾燥させます。

だるまと言えば赤

天日と風で乾かします


5.顔の下地
色付けされた単色状態のだるまの顔部分に、肌色を乗せていきます。

顔の下地までできました


6.絵付け・文字入れ
1つ1つ筆で髭や眉毛を描いていきます。
腹の福入の文字、またサイズの大きめなだるまには肩(顔の横)にも文字入れを行います。
依頼があれば希望の文字を入れることも行うそうです。

筆で顔と文字を入れていきます


これらの工程を経て、だるまが完成します。
職人の手づくりで作られたこの縁起物お飾りは、1つ工程を行うごとに乾燥させる必要があり、とっても手間ひまかけられた工芸品なのです。


昔のだるま作りは今と違う

工房の庭先に、わりと無造作に古臭いだるまが置かれていました。
今生産されているだるまと比べると、どうも顔立ちが違っているような気がしました。


「ああ、これは昔のだるま作りの木型なんですよ」

真空成形でだるまの生地づくりが行われるようになる前、だるまはこの木型から作られていたそうです。
木型に生地となる紙を貼り付け、十分乾燥させてから生地を割り、中の木型を取り出してから膠(にかわ)で貼り合わせるという作業を行っていました。

現在の真空成形の生地は、前後に割って貼り合わせているので、側面にその貼り合わせ跡を見ることができます。
この工房で木型から生地を作っていた頃は、木型についた跡から推測すると、顔の真ん中に切れ込みを入れ、左右に割っていたようです。

昔と今では見た目の印象が違っているのかもしれませんね。

生地づくり以外はすべて手作業


なぜ高崎でだるま作りが盛んなのか?

群馬県南部では冬場になると『上州からっ風』と呼ばれる北西風が吹きます。
これは乾燥した強い風で、群馬県の名物でもあります。
北から流れてきた空気が、山を越える時に湿気を雨や雪にして落とし、山から降りてくる頃には乾いた風になります。

このからっ風が、だるま作りの乾燥工程に最適なので、高崎でだるまが多く作られるようになったと言われています。
また、からっ風が吹き荒れるのは冬場なので、だるま需要のピークとなる年末年始とも時期が合うのも1つの要因と考えられます。

伝統工芸士が1つ1つ丁寧に文字を入れていきます


今回訪問したのは11月上旬ということで、年末のピーク需要に向けて大量に生産をしている時期です。
そんな忙しい時期にも関わらず、僕らを快く迎え入れてくれた工房の皆さんに感謝。
縁起物は良いことがあるように願い、人を笑顔にする品物です。
そういったモノづくりを行う作り手の職人さんたちは、とても朗らかで優しさのある人たちでした。

高崎で作られる縁起だるまは、正月だけでなく1年中飾っておける、可愛い置き飾りです。
ぜひカラフルに揃えてお楽しみくださいね。


p.s.
カラフルに12色の取り扱いがある、0.3号だるま、2号だるまが人気です。
↓こちらからご購入ください。




p.p.s.
ストーブの前から全く動かない猫。
僕らは1時間くらいこの工房にいたのですが、全く動かず1度も目を開けず(笑)。
のんびりしてていいですよね。

さいたまクリテリウムを観戦しました(写真撮影者目線)



from:スタッフ三浦


2017年11月4日、当店の地元さいたま市で、ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが開催されました。
このイベントの観戦に行ってきたのですが、選手の応援に来ている人たちの熱気に圧倒された1日でした。
僕は自転車競技に関して全くの素人。
ただカッコいい写真を撮りたいだけで出かけたのですが、初めて行っていきなり納得いく写真が撮れるほど甘くありませんでした、という記事ブログです。

競技に関しては全くの素人なので、写真を撮りに行って気づいたことを書いていこうと思います。


ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

オフィシャルサイトより引用=====

世界最高峰のサイクルロードレース「ツール・ド・フランス」の名を冠した自転車競技イベントが、『ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム』だ。
その年の夏、ツール・ド・フランス本大会で各賞を獲得するなど大活躍したスーパースター達が集結し、さいたま新都心周辺の特設コースで熱戦を繰り広げる。


=====引用ここまで


ツール・ド・フランスの名称をクリテリウムレースで冠するのは世界初だそうで、2013年以降、当店事務所のある大宮駅の1つ隣の駅、さいたま新都心駅周辺で開催されています。
割と近所で開催されていたイベントが、これほどの規模のものだったとは全く知りませんでした、お恥ずかしい。。。


最前列を確保するには何時に行けばいい?

オフィシャルのタイムテーブルを確認すると、クリテリウム本番レースは15:00スタート。
ツール・ド・フランスという名前を『聞いたことある』程度の認識でしかなかった僕は、完全に侮っていました。
なんて書くと、ファンの人は気分悪くなっちゃいますよね、ごめんなさい。
15時本番なら10時くらいに行けば余裕で場所取りできるでしょ?なんて思っていました。


しかし会場に着いて見渡してみると、熱心なファンの方は既にレジャーシートや折り畳み椅子で場所を確保済み。
ひとまず持参した折り畳み椅子を出して、2列目に陣取ることにしました。
何となく周りの熱いファン同士の会話に耳を傾けていると、朝6時に来たとか7時だとか、そんな話が聞こえてきました。
僕が会場に到着したのが9時30分くらい。
一旦会社に寄って荷物を持ち、そこから電車に乗って、のんびりやって来た結果、観覧スペースの最前列を確保するには3時間も出遅れていたことになります。
完全に侮っていましたね。

うまく場所を確保して、選手たちが正面から迫ってくるような迫力ある写真が取れたらいいなぁ、なんて考えていました。
あと流し撮りとかできたら満足なんて思っていましたが。。。
甘くなかった!


警備がなかなか厳しい

自転車競技ファンであれ、写真愛好家であれ、少しでも前に出て選手との距離を縮めたいもの。
レース本番前に気分が盛り上がってしまい、柵を動かしたり、ちょっと体を乗り出したりする人がいましたが、数メートルおきに配置された青ジャンパーのスタッフと、制服姿の警備員が、すぐに戻るよう注意をしていました。
学生が集団で柵を乗り越えた時は、偉いポジションっぽいスーツの男性が駆けてきて、大声で叱責していました。
「コースに入ってはいけません!下がりなさい!何やってるんですか!!」

観覧スペース最前列以外にも、後ろ側も注意を受けます。
歩道は通路です、観覧スペースからはみ出た場所で立ち止まらないでください!と。


写真撮るのにいい場所

事前にコースマップを見て、撮影ポイントを事前に何ヶ所か決めていました。
選手の正面からの写真が撮りたいから、直線が終わるあたりがいいだろうと思って、そんな場所ばかりチェック。
元々目星を付けていたこんな場所に陣取りました。
2列目ですけどね。


ここで何とか最前列の人の隙間から顔を出せれば、選手が正面から迫って来るようないい写真が撮れるんじゃないかと。
ところが僕の前にいる2人組の男性は、何だか周囲に威圧感を放つタイプの人たちで、仲良く慣れそうにない雰囲気です。
隙間から顔を出そうとした他の男性に対して睨みを効かせ、無言で下がらせているのを見て、ここは無理だと(笑)。
おまけにヘアピンカーブ手前なので、選手のコース取りは大きく外側に膨らんできます。
こんな感じに。


近っ!
迫力あっていいですが、どうにも撮れそうにないので、すぐに場所を変えることにしました。
5時間ここに陣取ったのに、大失敗です。

道の反対側に渡り、コーナーから選手が顔を出すポイントを狙いました。
ラッキーだったのが、この場所をレジャーシートで占拠していたのが、飲んだくれのオジサン集団だったこと。
観戦よりも宴会が優先なようで、あまり立ち上がったり手を振り上げたりすることもなく、この人たちの頭上からレースの様子を撮ることができました。


バリアングル液晶のある会社のカメラを持っていって正解。
両手を挙げたバンザイポーズでカメラを構え、液晶画面は90度曲げて真下に向けるようにし、何とか撮ることができました。
置きピンの狙いが外れてちょっと眠たい写真になってしまいましたが、選手の躍動感は出てるかなと。








写真撮影が目的の場合はやっぱり望遠

いい場所を見つけたものの、ここに居続けるとずっとこの角度でしか撮れないので、狙ってる選手などがいない僕のような競技素人にとっては、全部同じような写真になってしまいます。
ある程度の段階でここも移動しました。

クリテリウムは約3kmコースを19周します。
10周くらい終わったところで移動し始めたのですが、終盤に向けてどんどん盛り上がっていきます。
電車の混雑を避けて早めに引き上げる人がいたら、その隙間に入って行こうなんて思いながら場所移動をしていたのですが、レース終了まで観客の去る気配はなさそうです。
自転車レース撮影の初めての経験として、今回はいい勉強になりました。

いろんな角度や背景からの写真を撮りたいのなら、望遠レンズと脚立を持って移動しながら撮るのがいいかもしれないですね。
ただし脚立の使用が危険だとか、通行の妨げになるという理由で、注意を受けるのを覚悟の上で自己責任でお願いします。












テレビカメラも多数スタンバイ


警察車両も出動して警備は万全


とにかく選手のスピードと迫力、そしてファンの熱気を体感した1日でした。
また、いい角度で撮れる位置は報道陣専用スペースになっていて、一般人がどうにかいい写真を撮るには準備と工夫は必要ですね、ってことが分かりました。 

皆さんがいなくなっちゃった

コガネムシ


from:スタッフ三浦


こんにちは。
日本の工芸品と和雑貨のお店ヤマトナデシコツアースタッフの三浦です。


わが家では最近はもうすっかりエアコンを使わなくなり、過ごしやすい気温になってきました。

夜には風呂上がりに窓を開けておくと、涼しい風が通るので快適です。
きっと外からは僕のアキラ100%が丸見え状態だとは思うのですが、年齢を重ねるごとにそんなことはどうでも良くなってきています。
きっとこういうオジサンが無意識に職場でセクハラ発言をしてしまうのでしょう。
自分の行動から日本社会の縮図を見た気がします。


それで。
基本的に寝る直前まで網戸にしておくのですが、先日ベランダの方からジッ、ジジーッと音が聞こえてきました。
きっと窓の明かりに虫が来ているだけだろうと放っておくことにしたのですが、3歳の息子が「なんかきこえる!」と妙に反応してしまい、興味津々状態に。
仕方なく見に行ってみると、案の定。
1匹のカナブンが網戸にくっついていました。


・・・‥‥………………………………………………………‥‥・・・


うちにはカブトムシが1匹います。
9月になったらそろそろさよならかもねー、なんて息子に話して聞かせていたのですが、エサがいいのか環境がいいのか、もう9月も終わろうという今日になってもガザゴソ動き回って元気なんです。
エサなんか100均で買ってきた安い昆虫ゼリーしか与えてないんですけどね。

夏前までは昆虫にビビりまくっていた息子も、うちに来たこのカブトムシのお陰で、すっかり強くなりました。
網戸のカナブンを当然のように手でつかみ、「おうちにいれてあげるよ!」と、大仏様のように目を細めています。

もう虫いらないよ!と言うママも息子の熱意に負け、カブトムシの虫かごにカナブンを入れてあげることになりました。
こういう昆虫を通して命を学ぶのもいいじゃない、と僕も説得し、不承不承・・・という感じでしたが(笑)。

それから息子が寝る時間になり、「むしさん、バイバイ!」と布団に入った後、虫かごを眺めていたら、カナブンがゴソゴソとおが屑の中に潜って行くのが見えました。


・・・‥‥………………………………………………………‥‥・・・


翌朝、目を覚ました息子がいきなり騒ぎ始めました。
「いなくなっちゃったー!!」

上はワイシャツ下はユニクロのボクサーパンツ姿で髪型だけはビシっと七三に固めたお父さんスタイルでどうしたの?と尋ねてみると。

「むしかごのね、カブトムシのね、あとみどりのむしとね、、、みなさんがいなくなっちゃったー!」

み、皆さん!?

僕も妻も予想外の単語に大笑いしてしまいました。

どこでそんな言葉覚えたんだ!?
っていうシーンが最近よくあるんです。
今回の『皆さん』はきっと幼稚園でしょう。
クラスの子供が全員一緒に「皆さん、おはようござます」「皆さん、さようなら」と大声で挨拶してますから。

うちの経済事情を考えると、幼稚園の月謝もなかなか苦しいんですが、こうやって言葉を学んで感受性を育んでいってくれてるのを見ると、お父ちゃん頑張るか!という気になります。

中でも言葉は大事。
話す聞く書く読む、全部言葉ですから、子供のうちに楽しく学んで欲しいものです。


ということで今日オススメしたいのが、言葉や文字で遊びながら学習ができる紙製のゲームシリーズです。

へんとつくりを組み合わせたり、図の中から文字を見つけて塗っていったり、ことわざや慣用句を覚えたり。

国語力が上がると他の全ての教科の成績も上がると言われています。
楽しく学べるオススメ商品は
↓からご購入いただけます♪


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44種類のことわざを集めた珍しい丸型のかるた。
もちろんそれだけでは無く、ことわざに出てくる漢字の一部を文字絵風にアレンジし、意味を明快に表現した取札が特徴です。



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一般的なトランプに漢字の文字絵が一文字づつ描かれている特殊トランプ。
とっつきにくい漢字もトランプをしながら親しむ事が出来ます。



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六角形のカードの各辺にある漢字を組み合わせて、熟語を作るゲーム。
遊び方も簡単で、脳を鍛えたいご年配の方から、漢字を覚えたいお子様まで、幅広い年齢層に支持されています。



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齋藤孝が選んだ「こどもに覚えて使ってもらいたいことわざ48」を楽しい絵あわせかるたにしました。
シンプルな絵柄なので、どの世代にも使っていただけます。


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昆虫たちがいなくなっちゃったと悲しむ息子のために、虫かごのおが屑をほじくり返してあげたら、ちゃんと底の方に彼らはいました。
息子も一安心したようです。

それから、後で調べてみたら、うちの網戸にやってきた虫はカナブンではなくてコガネムシでした。
そっくりなんで全部一緒かと思っていたのですが、調べてみるといろんな種類がいるもんですね。


ヤマトナデシコツアー 三浦 晃 

サントリー白州蒸留所

サントリー白州蒸留所


from:スタッフ三浦


いきなりアヤシイ男の写真ですみません。
これはたいして酒が飲めない僕が、ウイスキーのテイスティングをしているシーンです。

7月29日、会社のスタッフ男4人で月末に出かける月間行事で、山梨県北杜市白州町にある、サントリーの白州蒸留所へ行ってきました。
工場見学の後に、ウイスキーの解説を聞きながら味や香りの違いを楽しめるという、ウイスキー好きにはたまらないツアーです。

●サントリー白州蒸留所ツアー


サントリー第二のウイスキー蒸留所

2014年のデータでは、サントリーウイスキーの国内シェアは約60%。
国内トップのウイスキーメーカー、サントリーが、1973年にこの白州に蒸留所を作ったのは、南アルプスの山々をくぐり抜けて来た地下天然水が、ウイスキーの製造に最適だという理由からだそうです。


サントリー白州蒸留所
サントリー敷地内ですが、森のなかに工場を作ったという感じに見えます




山の緑が美しい白州町

この時期もう既に夏休みに入っているので、土曜日ということもあり道路は激混み。
さいたま市にある事務所から出発し、片道4時間かかりました。。。
途中大雨に遭ったりしてメンバーのテンションはかなり低めだったのですが、白州町に入ってから森の空気に癒され、穏やかな気持ちで工場見学をスタートできました。
本当に自然あふれるいい場所です。
逆に言うと、まったく観光地化されていないということです。
途中でお店を見つけて昼食をとってからサントリー工場へ行こうなんて話していたのですが、道沿いにはそんな店がないんです。
食事場所は事前に調べてから出掛けたほうがいいかもしれません。

さて、白州蒸留所に到着。
駐車場に車を停めて、受付で見学ツアーの料金を支払います。
1人1,000円でした。

ここから工場まで少し歩きます。
さすが山の中の工場ですね、敷地が広いです。


サントリー白州蒸留所
てくてく歩いていきます


サントリー白州蒸留所
見学ツアーはここからスタート


サントリー白州蒸留所
集合場所に到着


事前に予約をしておいたのですが、予約した時間の15分前までに来場してくださいとの記載がありました。
というのも、駐車場に車を停め、受付を済ませて、敷地内を歩き、この集合場所に到着するまで15分くらいかかります。
僕らはギリギリでしたので、行ってみたい方は早めに着くようにした方がいいですよ。


見学スタート

さて集合場所へ到着しました。
プロジェクターでは注意事項が表示され、その脇にはウイスキーの樽が置かれています。
中身は入ってないんでしょうけどね。


サントリー白州蒸留所
館内は落ち着いた雰囲気


サントリー白州蒸留所
スタートを待つ3人


上の写真で店長シバタだけは首にかけた紐の色が違います。
これはドライバーはお酒を飲みません、いや飲めませんということで、緑の紐の飲める人から差別、いや区別されています。


サントリー白州蒸留所
ここから先が実際にウイスキーづくりが行われている工場です


また森の中の道を進み、実際にウイスキーづくりが行われている工場に入っていきます。


サントリー白州蒸留所
本当に木々が多い優しい雰囲気の場所です


サントリー白州蒸留所
ウイスキーづくりの工程


シングルモルトウイスキー白州。
このシングルモルトの意味を全く知らずに来てしまいましたが、ここで案内役のお姉さんの解説で初めて知りました。


以下、解説文から引用=====

「シングル」とは、“一つの蒸留所”を意味します。
つまり、一つの蒸留所のモルトウイスキーだけを混和してつくられたウイスキーのことで、その蒸留所ならではの個性がきわだつ味わいとなります。
南アルプスの山々で磨かれた地下天然水と、豊かな森にあふれる自然の恵みは、白州蒸留所の匠の技でつくられるモルトウイスキー原酒の香りを豊かにしてくれます。
「人と森がつくるウイスキー。」
それがシングルモルトウイスキー白州なのです。

=====引用ここまで


いざ巨大な工場内へ

ここから先、仕込→発酵→蒸溜→貯蔵を行っている工場を見に行きます。
先ほどの製造工程の解説を受けた場所まではエアコンが効いていましたが、この先は空調なしのようです。
ずっと雨が降っていたのでジメジメ感はありましたが、この季節でもさほど暑さは感じませんでした。


サントリー白州蒸留所
仕込みの様子


巨大なタンクのようなものがいきなり登場しました。
これはタンクの上部だけが見えている状態です。
足元は金網になっていて、下を覗くとタンク本体がずっと下まで伸びているのが見えます。
とにかく巨大です。


仕込について引用=====

モルトウイスキーの原料は、水と大麦。
厳選された二条大麦を発芽・乾燥させ麦芽にします。
その麦芽を細かく砕き、仕込水とともに仕込槽へ。
麦芽中の酵素の働きで、デンプンが糖に分解された後、ゆっくりとろ過し、澄んだ麦汁をつくります。

=====引用ここまで


続いて発酵。


サントリー白州蒸留所
巨大な木のタンクが並んでいます


発酵について引用=====

ろ過した麦汁を発酵槽に移し、酵母を加えます。
ここで酵母は、麦汁の糖を分解してアルコールと炭酸ガスに変え、ウイスキー特有の香味成分を持つ“もろみ”が作られます。
白州蒸留所では、保湿性に優れた木桶発酵槽にこだわり、蒸留所内に棲みつく乳酸菌などの働きによって、白州ならではの独特の風味を生み出しています。

=====引用ここまで


そして次は蒸溜です。


サントリー白州蒸留所
ここはガラス張りで間近で見ることはできませんでしたが、蒸溜釜が奥まで並んでいます


蒸溜について引用=====

発酵によって生まれた“もろみ”をポットスチルと呼ばれる蒸溜釜を用いて2度蒸溜(初溜・再溜)することで、アルコール濃度の高い“ニューポット”を生み出します。
サントリーでは、大きさや形状の異なる蒸溜釜を使い分けることで、多彩な味わいのウイスキー原酒を生み出しています。

=====引用ここまで


樽が並ぶ貯蔵庫はものすごく鼻を刺激する

ここまでの工程では、ウイスキーを作るための設備や機械だけを見てきたという感じで、僕を含め見学の皆さんも説明を聞きながら「ふぅーん」と相づちを打つ、という様子でした。
ですがこの次の工程は、貯蔵。
巨大な棚に実際のウイスキーが入った樽が並んだ倉庫です。


サントリー白州蒸留所
貯蔵庫に入っていく参加者たち


貯蔵庫へ入る前に、案内係のお姉さんから注意事項。
「中に入ると非常に華やかな香りがしますので、つらいと感じた場合は遠慮なく外に出ていただいて構いません」
そんなつらくなっちゃう人がウイスキーの工場見学に来ないでしょ、なんて軽い気持ちで足を踏み入れたところ。。。

うおふぅっ!
思わず声が出てしまいました。
これは強烈!!
華やかどころじゃないぜお姉さん。

最初の一杯でウイスキーのストレートをぐいっと飲み干して、息が鼻から抜けた時のあの感じ。
それが呼吸してる間ずっと続いているといったところでしょうか。
ここにいるだけで酔ってしまいそうな気分になります。


サントリー白州蒸留所
さすが案内のお姉さんは慣れているので平然としています


サントリー白州蒸留所
樽が奥まで並んでいます


樽が奥までびっしり並んでいました。
上の写真では天井が意外に低いんじゃないかと見えるかもしれません。
しかしここも工場と同様、床が金網になっていて、下を覗き込むと底が見えないほど貯蔵棚が続いているんです。
ちなみに「WHISKY DISTILLER」のステンシル文字が入っている樽は、見学者向けの飾り樽で、その奥に実際にウイスキーを貯蔵している樽があります。


サントリー白州蒸留所
これが実際に貯蔵している樽


また、この樽で寝かせた年月の違いによる中身の違いも見せてくれます。
樽から滲み出た成分の濃さで、色がずいぶん違います。
長いこと貯蔵していると、どんどん色が濃くなっていきます。


サントリー白州蒸留所
左が数年もの、右が数十年ものだそうです


お楽しみの試飲コーナー

さてさて、最後はお待ちかねのテイスティングです。
目の前には4つのグラスと説明書きがあり、南アルプス天然水の入ったグラス、そしておつまみが少し。


サントリー白州蒸留所
ここにいるのはお酒大好きな皆さんです


サントリー白州蒸留所
テーブルにつくとこんな感じに


最後に白州ウイスキーのストレートと、白州ウイスキーを南アルプス天然水スパークリングで割ったハイボールを楽しめて、これが本当に美味しいんです。
特にハイボール。
もちろん素材がいいから美味しいのは当然なんですが、作り方の指示通りにやってみたら、僕が自宅で作って飲んでいるのとは雲泥の差がありました。。。
すごい、、、こんなに爽やかになるのか。。。

↓森香るハイボールのつくり方

ミントのあるなしがかなり影響大きい気がしますが、この通り忠実にやると感動します。


美味しい白州ウイスキー。
でもそれだけなら、ここまで来なくとも酒屋さんで買って味わえます。
しかし、ここへ来ないと体験できないものがあるんです。
それが、樽に貯蔵する前の段階の「原酒」ってやつです。
木樽の香りと風味が付く前のウイスキーで、ほんのり黄色い液体は、アルコール度数75度もあるそうで、さすがに水で割って飲みました。
これは希少な体験です。

味はと言うと、、、まぁ焼酎ですよね。
でもこんな体験めったにできないので、オススメですよ。


サントリー白州蒸留所
ドライバーは飲んじゃダメです、そんな目で見てもダメです


サントリー白州蒸留所
ドライバーはオールフリーがもらえます



p.s.
サントリーレストランじんぐう
お昼を食べる店がないー!と車内で騒いでいたら見つかった、ちょっと古めかしいレトロな雰囲気のレストラン。
サントリーのレストラン「じんぐう」でした。
田舎風とんかつがとても美味しかったです。


p.p.s.
山梨県で作られた製品はこちら。
●日本の工芸品:山梨県

異臭漂う緑の絶景スポット

チャツボミゴケ公園


from:スタッフ三浦


6月29日、午前3時半に起きて4時に自宅を出発。
最近、風景写真を撮るなら早朝じゃないのかと思い始めて、若い頃はとても朝が苦手だった僕も、早起きができるようになってきました。
いや単純に歳を取っただけっていう説もありますが。

こんな早起きをした割に、途中で事務所に立ち寄って荷持を準備したり、ボスと合流したりしたので、目的地に着いた時は午前10時を少し過ぎたくらいでしたが。。。

さて、今回の目的地はここ!


群馬県吾妻郡中之条町にある、チャツボミゴケ公園です。
僕は群馬県太田市の出身なのですが、ボスに聞くまでこの公園の名前はもちろん、苔の公園があるということすら知りませんでした。
関越道の渋川伊香保インターから一般道で2時間くらいかかる、けっこうな山奥にあります。


独特の臭いが漂う絶景ポイント

チャツボミゴケ公園の中の最奥地、ここにチャツボミゴケが自生する『穴地獄』があります。
チャツボミゴケは酸性の水が流れる場所に生育するという特徴があり、この穴地獄を流れる水も酸性です。
穴地獄は木製の歩道が作られていて、奥まで進むことができるのですが、写真を撮りながら登って行くと、次第にゆでたまごが腐ったような硫黄の臭いがしてきました。
温泉でも酸性泉と呼ばれるものは硫黄の成分が含まれていることが多いので、ここを流れる水も硫黄成分を多く含んでいるのかもしれません。

平成25年に群馬県の天然記念物に指定され、平成27年にはラムサール条約に指定されたチャツボミゴケ公園は、濃い緑色が見ごたえある、絶景スポットです。

と、解説的な文章が続いてしまいましたが、要するに、僕らが普段生活している場所ではまず見ることができない景色なんですよ、これが。


一帯は濃い緑色

絵の具やインクのカラーで、緑色と言ってもいろいろ種類がありますよね。
その中で「モスグリーン」という色がありますが、あの苔イメージのからーよりももっとこう、何というか濃い緑が特徴的です。

では、僕が撮ってきた写真を載せていきますね。


チャツボミゴケ公園
酸性の水が流れ出てきます

チャツボミゴケ公園
部分的に流れが激しい場所もあって写真映えします

チャツボミゴケ公園
濃い緑色の苔がびっしり

チャツボミゴケ公園
穴地獄の最奥地から見下ろした眺め

チャツボミゴケ公園
けっこう硫黄が臭います

チャツボミゴケ公園
穴地獄の下流もいい眺めです


渓流なので、三脚でカメラを固定し、ND(減光)フィルターを使って0.5〜2秒くらいのシャッター速度で撮影しました。
思ってたよりも水が白くなりました。


チャツボミゴケ公園
下流を見下ろす眺めも好きです


駐車場がちょっと変則

チャツボミゴケ公園に入ると、まず小さな駐車場があり、その脇に受付があります。
1人500円の入園料を支払うと、さらに山を1kmほど車で登って、奥の駐車場へと案内されます。
道が細いのですが、すれ違えないほど大きな観光バスなんかもどんどん入ってきますので、まだ人が少ない早朝の見学をオススメします。
開園時間は午前9時から午後3時30分までです。
意外に早く閉めてしまうのでお気をつけくださいね。

チャツボミゴケ公園
さらに下流も綺麗ですが酸性の水は舐めたら酸っぱいんでしょうか


p.s.
群馬県では高崎だるまや木製品をはじめ、石加工品や布製品なども作られています。

●日本の工芸品:群馬県

蓮の花の写真撮影会に行ってきました

古代蓮の里


from:スタッフ三浦


6月24日、土曜日。
仕事はお休みでしたが頑張って早起きしました。
午前5時にスマホのアラームを鳴らしたのですが、ハッと時計を見たら5時25分、ヤバい、遅刻してしまう!
しかし、荷物が多くなるので前日に準備をしていたおかげで、幸い着替えて歯をみがいてすぐに出発することができました。

この日は自宅から20kmちょっとの場所にある、埼玉県行田市の『古代蓮の里』へ行ってきました。



自分のモチベーションアップ程度に考えていたら

この写真撮影講座を知ったのは、古代蓮の里のオフィシャルサイトのイベントページ。
その参加募集を見て申し込んでみました。

●古代蓮の里

イベント概要の部分には「デジタルカメラ初心者から中級者まで、楽しく撮影方法を学ぶことができる講座です」とあり、さらに「コンパクトカメラでも一眼レフでもOK」とあったので、ゆるい内容でゆったりやるんだろうなという風に思ったんですよね。

この時は。

写真でもモノづくりでも何かしらの作業でも、1人で集中してやっていくタイプの活動をずっと1人でやっていると、飽きてきたり、アイデアに詰まったり、モチベーションが下がってきたりすることがあります。
そういう時に講座に参加すると、講師から新しい知識や技術のヒントをもらったり、同じ参加者同士で仲間になってやる気を高めあったりすることができて、結果、毎日が楽しくなるんですよね。
この撮影講座は、参加費用もビジネス系セミナーなんかに比べたら格安で、おそらく定年リタイア組の老紳士たちと混じって、のんびり撮影して、お互いの写真を見せあってアハハオホホして終わりかなー程度に思っていました。

この時は。


ギネス認定の田んぼ

古代蓮の里は、もちろん蓮池も有名なんですが、最近それ異常に有名になってるんじゃないかと思われるものがあります。
それは、田んぼアート。
田んぼに色の違う稲を植え、絵を完成させるというものです。
実はこの田んぼアート、その面積の大きさでなんと2015年にギネス認定されたというスゴイ田んぼなんです。

田んぼアート
これがギネス認定された2015年の田んぼアート

古代蓮の里
去年はいきなりドラクエがあらわれました

そしてこの稲で描かれた巨大な絵は、田んぼと同じ高さに立っていては見ることができません。
当然ですよね。
じゃあどうするのよって言うと、田んぼのすぐ脇に展望タワーが建っているんですね。
エレベーターで一気にびゅーんと展望台まで上がれます。
上の2枚の写真は、この展望台から僕が撮影したものです。

古代蓮会館


想定外の不意打ち

田んぼアートの話になってしまいましたが、今回の撮影講座の講義会場は、このタワーが建っている古代蓮会館の根本にある研修室です。
ドラクエの巨大アートを見に来て以来ですので、ここにやってくるのも1年ぶりです。
会館のスタッフに案内され、講義会場に入ってみると、ああ案の定ですねこれは、僕より先輩な人たちがほとんどでした。

今回の講師は前野勝美氏。
世界中を回って花と風景の写真を撮っている、プロのフォトグラファーです。
その前野さんが一人ひとり受講者が持参したカメラを見て回っていました。
僕のところにも来てカメラをチェック、うん、オッケーいけるね、それじゃあ、、、と言いながら教壇に立ち、今回の講座内容を発表しました。

「今回はほとんどの人が高機能なカメラ持っているので、多重でやります」

多重!?
知ってるし、遊び程度にやったことあるし、でもこれは僕が未経験に近い撮影方法です。
多重露光というのは、すごく平たく言うと複数の写真を重ねたようなもの。

こんな感じ。

花火の撮影なんかでもよく使われる技法です。

「じゃあ早速池に行って、蓮の花を撮ってみましょう!」

外の池に移動しながらカメラのメニューを開き、多重露光を探して設定をいじり、これでできるのか大丈夫なのか、不安な気持ちで先生についていきます。
蓮池に到着し、先生のデモンストレーションの後、じゃあ撮ってみてくださいと言われ、受講者それぞれ自由に撮り始めました。


蓮の写真

しかしいろいろやってもうまくいかず、カメラをポチポチいじり、自分の機材の設定のミスに気づくまでずいぶんと時間がかかってしまいました。
しかし、撮らないことにはどうにもならないので、とにかく出来栄えなんか気にしないで撮りました。

・・・うーんヒドい。
しかしこれをバネに自分が成長するために敢えて晒します(笑)。


古代蓮の里
これが最初の1枚、とりあえず2枚重ねて花が2倍になりました

古代蓮の里
ピントが合った状態と敢えてピンボケしたものを重ねたもの、もやもや

古代蓮の里
蓮の茎と歩道の柵のロープが格子状になって牢屋みたいで気持ち悪いけど面白いと言われた1枚

古代蓮の里
自分の中ではいちばん無難かなと思った光彩感ある1枚

古代蓮の里
店長に「黄泉の国かよ」と言われた霊界の1枚

古代蓮の里
とりあえずたくさん重ねてみたらわけが分からなくなった1枚


これは、、、ものすごく難しいですね。。。
修行を積まないといけません。
ゆるーい内容なんじゃないかと思っていた講義内容はかなり想定外で、解説されていたカメラや写真の話はかなり高度でした。
カメラメーカーごとの製品づくりの信念の違いや商品ラインナップの傾向なんかも話されていて、えらくマニアックで非常に参考になりました。
いい意味で予想を裏切られ、そして講義後はモチベーションが上がり、これで授業料が安いので、かなりオトクな気分になった1日でした。


古代蓮会館について

蓮の開花時期は6月下旬から8月上旬で、午前中が見頃です。
もっと言うと午前10時くらいまでが良さそうですね。
蓮は、昼過ぎには閉じてしまう不思議な花です。

6月24日(土)から8月6日(日)までは、園内駐車場が有料となり、500円かかります。
ですがその分、駐車料金を払った人は、田んぼアートが見られる展望タワーの入場料が半額(400円→200円)になるので、ぜひ行ってみてくださいね。

蓮の花を見たい人は、頑張って早起きしてお出かけください。


p.s.
蓮の絵柄の商品を集めたページを作りました。
神秘的に咲く蓮の花グッズを揃えていますよ。

●絵柄別特集・蓮


p.p.s.
今年の田んぼアートはまだ植えたばかりで、見下ろすとほぼ田んぼの水面。
うっすら見えますか?
今年は2面作っているそうです。

田んぼアート
こっちがメインの田んぼ

田んぼアート
こっちはテレビ局とのタイアップだそうです

7月中ごろから絵が見え始めるそうですよ。 

明月院の紫陽花、6月22日の様子

明月院


from:スタッフ三浦


今の時期はこれだろう、紫陽花だろうということで、神奈川県鎌倉市の明月院に行ってきました。



明月院ブルー

明月院はあじさい寺とも呼ばれ、たくさんのヒメアジサイが植えられています。
これらの紫陽花は濃く鮮やかな青色が特徴で、明月院ブルーなんて呼ばれています。

平日にも関わらず鎌倉は人で溢れ返っていて、人気の高い観光地です。
明月院もかなりの来場者がいて、よく観光案内で見るような人がいない写真を撮るのは無理なようです。
写真撮影がメインであれば、早朝がいいかもしれませんね。

では、僕が撮った明月院ブルーをご紹介しますね。
撮影日は6月22日です。

明月院
明月院の観光案内写真でよく見る階段です

明月院

明月院

明月院

明月院
たまに白いのがいます

明月院

明月院

明月院
店長に、「ここ撮らないと、ここ撮らないとねっ」と言われた丸窓『悟りの窓』

明月院
小さな庭園がとてもきれい

明月院


ひとまず明月院はこんな様子でした。
周りを歩いていた人の会話からは「今年はちょっと花が少ないかしらね」なんて声が聞こえてきましたが、鮮やかで濃い青色は明月院ならではです。
7月上旬くらいまで見頃だそうですよ。


p.s.
紫陽花の絵柄の商品を集めたページを作りました。
梅雨の時期もしっとりと紫陽花でお楽しみくださいね。

●絵柄別特集・紫陽花

6月20日の蓮の花:古河公方公園(茨城)

古河公方公園の大賀ハス


from:スタッフ三浦


菖蒲の時期が終わり、これから見頃を迎えるのは蓮の花。
そろそろ咲き始めたようなので、茨城県の古河公方公園(古河総合公園)内にある大賀ハス池に行ってきました。



大賀ハスは古代ハス

大賀ハスは別名『古代ハス』とも呼ばれます。
というのも、大賀博士という方が2000年前の古代地層から発掘したハスの実を現代に復活させたという経緯があるからなんですね。

-----以下、解説看板から引用-----

1951年、千葉市の東京大学検見川厚生農場(現在の東京大学検見川総合運動場)で約2000年前の地層から古代のハスの実3個が発掘され、その内1個の発芽に成功。
翌年には淡紅色の大輪の花を咲かせました。のちにこのハスは、発掘にあたった大賀一郎博士の名にちなみ大賀ハスと名付けられました。
古河総合公園の大賀ハスは、1975年に千葉市からハスの根2本を頂いたことに始まります。
植えられた大賀ハスは、その年の夏に花を咲かせ、まちの話題になりました。
その後、大賀ハス池は拡張され、現在では総面積3000平方メートルになっています。

-----引用ここまで-----

古河公方公園の大賀ハス
この蓮が現代に蘇った背景を知ると、一層ロマンチックに見えます


発掘当時の世間の目

この日もいつも通りボスと一緒に出かけました。

この大賀ハスの実が古代の地層から発見された当時、ボスは10歳くらいだったそうです。
世間では古代の実が発掘されたことが話題になり、これを現代に復活させられるかもしれないという話に驚き、実際に大賀博士が研究と作業を始めると、本当に出来るのかよと、非現実的な取り組みを嘲笑するようになったそうです。
しかし実際に蓮の花が開花すると、世間は驚嘆し歓喜に湧いたという話でした。

古河公方公園の大賀ハス
これから花が増えていくのが楽しみです


6月20日の様子

まだ花は少ないですが、写真を載せておきますね。
2017年6月20日撮影、15時頃の写真です。
蓮の花は午前中に咲き、昼頃には花が閉じてしまうという性質がありますが、この日は午後3時くらいにもかかわらず、いくつか開いている花がありました。

古河公方公園の大賀ハス
淡いピンクの花が青空に映えます

古河公方公園の大賀ハス
奥の花は午前中には開いていたのでしょうか

古河公方公園の大賀ハス
一輪咲く花はしゃんと背筋を伸ばした女性のよう

古河公方公園の大賀ハス
遠目だとこんな感じで、これから花が増えるのが楽しみです

古河公方公園
公園内の池にはカワセミなどの鳥が集まるそうです

古河公方公園
鴨が水浴びをしているシーンに遭遇

古河公方公園
公園内に茶畑があります

古河公方公園
子供がいくらでも走り回れそうな広い公園です

古河公方公園の大賀ハス
ピンクと黄色が可愛らしいですね


p.s.
蓮と言えばお盆の時期の花。
仏壇・お墓参りのお線香にぴったりなローソクやライターに、蓮の花をモチーフにしたものも取り揃えています。

●仏像・仏具・神具のページ

Translation

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2017/6/13
※ヤマト運輸 配達時間帯指定枠の変更について
2017年6月19日より宅配便の配達時間指定「12時から14時」が廃止となりました。また「20時から21時」が「19時から21時」に変更となっております。ご了承くださいませ。
2015/5/30
※梱包手数料について
当店の都合により、ご注文合計金額が税込540円未満の場合、梱包手数料として108円(税込)を加算させていただいております。
ご理解の程よろしくお願いいたします。

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