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店長とスタッフのブログ

埼玉県の地下にある!?パルテノン神殿に潜入



from:スタッフ三浦


僕がまだ小学校にも上がらない幼い頃、我々人間や動物たちは地球に住んでいると、親から聞かされて育ちました。

地球っていうのはね、宇宙に浮かぶ大きな丸い玉なのよ。
なるほど僕らはその玉に住んでいるんだね。
そうよ、地球に住んでいるんだよ。

ここで僕は勘違いをし、地球の中に住んでいるものだと思いこんでしまいました。
小学校に上がって地球儀を見た時に、は?中じゃないんかい!?とショックを受けた覚えがあります。
まさか外側にいるなんて。

その勘違いから膨らませた想像がきっと起点なんでしょう、僕は地底人などと聞くと妙にワクワクしてしまうんです。
地下の空洞なんて聞くと、そんな非日常の空間をぜひ見てみたい!と興奮してしまいます。



地下に思いを馳せる


以前に行った栃木県の大谷石採石場跡地は、巨大な地下空間になっていて、とても見ごたえがありました。

●過去記事「地上からは想像できないくらい巨大な地下空間」

ここは観光地化されていて、内部はカラフルにライトアップ。
カップルにうってつけのデートスポットです。
薄暗いし肌寒いし、2人でくっついて歩くのにかなりいい場所ですね。

そんな風に僕が地下空間に思いを馳せているのを知ってか知らずか、ボスから司令が来ました。
「春日部の巨大地下神殿を探検せよ」
なんですかそれ、早速行ってきますよ!
当店事務所のある埼玉県内に、そんな場所がありました。




大規模な治水設備


地下神殿と呼ばれるのは、大きな地下空間にこれまた巨大な柱が林立している様子を指して、そう例えられたもの。
国土交通省が作った地下の治水設備で、この春日部とその周辺地域の浸水被害を防ぐために作られました。
利根川と荒川に挟まれたこの地域は、お皿の底のような低地で、昔から台風や大雨があると頻繁に浸水していたそうです。
中川や綾瀬川などは比較的勾配が緩やかで水の流れが遅く、ひとたび川が増水すると氾濫を繰り返していました。


そこでこれを何とかして土地や住民を洪水から守るために作られたのが、この地下神殿。
というかそれを含む地下の人工河川です。
増水した川の水が限界に達すると、その水が溢れる前に地下へ流し込み、もっと大きな江戸川へ逃してしまおうという、壮大なプロジェクト。
大落古利根川、幸松川、倉松川、中川、第18号水路の5つの川の水を受け入れる、世界最大級の地下河川で、首都圏外郭放水路と名付けられています。
人工河川ですが、一級河川に指定されています。

●首都圏外郭放水路



龍Q館


この首都圏外郭放水路のうち、一部が一般公開されています。
それがこの地下神殿こと「調圧水槽」で、5つの川から集まった水を江戸川に流す直前にある、巨大な地下のプールです。



首都圏外郭放水路
龍Q館の入った庄和排水機場

首都圏外郭放水路
龍Q館から見た江戸川


地底探検ミュージアム「龍Q館」の入った建物、庄和排水機場で受付を済ませ、見学スタートです。
(※見学には事前予約が必要です。)
見学会は1時間コースで、前半30分は映像や模型、地図などを使った施設の説明です。

首都圏外郭放水路

この模型がとても良くできていて実際に水が流れたりするので、分かりやすかったです。
案内係のお姉さんの声も聞きやすく、作業着姿なのに上品な佇まいというギャップがすごくいいですね。

前半の説明が終わり、今回の僕のメインイベント、地下神殿へ向かいます。
一旦外に出て、地下への入口へ歩いて移動。

首都圏外郭放水路
サッカーコート1個分歩きます

首都圏外郭放水路
ここが地下の入口


116段もある階段を下りていくということで、下る様子を撮影しようかと思っていたのですが、ここは撮影禁止でした。
おそらく歩行中の事故防止のためでしょう。
長い螺旋階段から地下へ潜っていくと、見えてきました無数の柱!



巨大空間と巨大な柱


首都圏外郭放水路

壮観です。
素晴らしい。
無機質なコンクリートの柱と壁は、巨大な建物が好きな人はかなり気分が高揚すると思います。


首都圏外郭放水路

人が写ってる写真の方がサイズ感が分かりやすいですね。
ここは177×78メートルの広さがあり、サッカーコート1面分くらいの広さだそうです。
実際にこの真上に先ほど載せた写真の通り、サッカーコートがあります。


首都圏外郭放水路

そして天井までの高さは18メートル。
前にお台場にあったガンダムが入る高さです。

柱は幅7メートル、厚み2メートルあり、重量にして1本で500トン!
それがこの中に59本あるそうです。


首都圏外郭放水路

これ以上前に出られなかったのですが、これが第1立坑。
地下水路を通って集まった水が一旦ここへ溜まり、そこから水が神殿(調圧水槽)で勢いを弱められてからポンプで江戸川へ流し込まれます。
ポンプには毎秒200立方メートル(25mプール1杯分)の水を排水する力があるそうです。
すさまじい規模すぎて一瞬ピンときませんが。。。

地下ということで三脚を持ち込みましたが、何もお咎めありませんでした。
観光地だと怒られるパターンが多いのですが、ここは施設の見学で、人数もあまり多くないので許容されているのかもしれません。
ただし、写真を撮ったりして中を見て回れるのは10分程度なので、カメラの設定や三脚の扱いに慣れていない人は、移動中に設定などを済ませておくかシミュレーションしておいた方がいいかもしれませんね。


首都圏外郭放水路
この階段から下りてきました


ここには川の水が勢いよく入ってくるわけですから、当然泥なども一緒に流れ込んできます。
その泥を撤去するためにブルドーザーを使うらしいのですが、その重機がどこにあるのかと言うと、地上にあるそうです。
じゃあどこから入れるの?と思っていたら、天井に搬入口があり、そこから吊るしてこの調圧水槽へブルドーザーを降ろすんだそうです。

首都圏外郭放水路
真上にSF的なハッチがあります

首都圏外郭放水路
この椅子っぽいものは向こう側の立坑にブルドーザーが落ちないための車止め


重機が入れないスペースはすべて人力で泥かきをしているそうです。
かなりの重労働ですね。。。



1992年に着工してから14年、2006年に完成した首都圏外郭放水路は、これまでに110回稼働したそうです。
平均して年間7回も、この地域を浸水から守ってきました。
江戸幕府が利根川の流れを変えた東遷などを考えたりしながら、今回の見学会を終えました。
自然災害をこんなにもうまくコントロールして、日々の生活を守ることのできる知恵と技術は素晴らしいです。
昔から大規模な工事をやってのけてしまう人間の力は、こんなにも大きいのかと感嘆させられます。

今回、元々は写真を撮る目的で出掛けてきましたが、それ以外の部分でずいぶんと勉強になりました。



p.s.
今回撮影した写真はこちらで販売中です。



p.p.s.
地底人や地下空間が好きなんて言いながら、子供の頃に親に怒られて押し入れに閉じ込められたりした経験からか、僕は実は狭いところが苦手です(笑)。
矛盾してますよね。

大雛壇に並ぶ380ものひな人形

岩槻愛宕神社大雛壇飾り


from:スタッフ三浦


3月3日のひな祭りまであと1週間。
雑貨屋さんでもデパートでもスーパーでも、ひな祭り関係のグッズがたくさん並んでいますよね。
BGMはもちろん「あかりをつけましょぼんぼりに♪」と、うれしいひなまつりのフレーズが流れていることがほとんど。

僕には子供が2人いますがどちらも男の子。
ひな人形を飾ることはないのですが、女の子が生まれていたらこんな可愛らしいお雛さまを飾ったりしたのかなと想像したりします。
可愛らしくて綺羅びやかいいですよね。



人形のまち岩槻


さて、ひな人形の生産地と言ったら、有名なのは「人形のまち岩槻」。
ひな人形の生産地は関東地方に多く、埼玉県鴻巣市や、栃木県佐野市なども名が知られていますが、岩槻が生産量・生産額ともに日本一と言われています。

岩槻駅周辺では2月24日から「まちかど雛めぐり」イベントが開催され、愛宕神社の石段に大雛壇を作ってズラッとひな人形を飾られます。
当店事務所の所在地は、さいたま市大宮区。
人形のまち岩槻は、お隣さいたま市岩槻区です。
つまりご近所。
ということで、イベント初日の24日に早速見に行ってきました。


岩槻駅
昔はごちゃごちゃしていたけど最近は駅前がずいぶんキレイになりました。




徳川家康・家光と岩槻


かつて岩槻には人形職人が700人近くいて、人形の一大産地となりました。
その歴史は江戸時代に遡り、日光東照宮と関連して発展しました。
江戸幕府三代将軍徳川家光の時代に、日光東照宮の大改修(寛永の大造替)のために、日本全国から職人が集められました。
日光東照宮は、江戸幕府初代将軍徳川家康を神格化した東照大権現(とうしょうだいごんげん)を祀る神社で、家光は神のように尊敬する家康のため、大阪城の築城に携わった職人など、経験豊富な腕の良い人を集めたそうです。

集められた腕利きの職人たちが、江戸から日光に向かう日光御成街道の、最初の宿場町が岩槻でした。
その職人たちの中に人形職人もおり、岩槻にそのまま定住する人も多かったと言われています。
また岩槻には人形の素材となる桐の木が多くあり、また胡粉を溶くための水にも恵まれていました。
このような条件が揃ったのが岩槻で、江戸時代以降、人形のまちとして栄えてきました。

人形1体を作り上げられるまで、多くの人の手がかかっています。
というのも、人形のパーツそれぞれに専門の職人がいるからです。
頭(かしら)を専門に作る人、腕が専門の人、着物づくりの専門の人、すべてを組み立てる専門の人、、、などなど。
岩槻の数多くの職人や、人形の流通に携わる人々などの、たくさんの人の温もりが人形に籠められているんですね。



愛宕神社の大雛壇飾り


日光東照宮の改修に携わった職人の技がベースとなって生産された岩槻人形。
その人形たちが神社の石段にズララーっと並ぶ姿は、豪華絢爛でありながら、神社という場所柄か神秘的でした。


岩槻愛宕神社大雛壇飾り


岩槻愛宕神社大雛壇飾り


岩槻愛宕神社大雛壇飾り


岩槻愛宕神社大雛壇飾り


岩槻愛宕神社大雛壇飾り


岩槻愛宕神社大雛壇飾り


岩槻愛宕神社大雛壇飾り
徐々に人が集まってきました。


この大雛壇飾りの運営の方に聞いてみたところ、全部でおよそ380体もの人形が飾られているそうです。
これ意外にもまだ200体ほど人形があり、それはこの石段に乗りきらないのでしまってあるとのこと。

この大雛壇飾りはイベント期間中の土日のみ展示されるそうで、当然ながら大事な人形を濡らすわけにはいかないので、雨天の場合は中止となります。
具体的な日程は、2月24日(土)、25日(日)、3月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日)です。

●愛宕神社
埼玉県さいたま市岩槻区本町3-21-25


この大雛壇以外にも催し物が多数あるそうですので、イベントのホームページを見てみてくださいね。

●まちかど雛めぐり


岩槻愛宕神社
愛宕神社で行われていた太鼓の演技。


岩槻愛宕神社
同じく愛宕神社にて。



p.s.
当店ではこのような本格的なひな人形は取り扱っていませんが、ひな祭りの雰囲気を楽しめる小物を多く取り揃えています。
陶器のお雛さまや、和紙の小物など、可愛いグッズをぜひ見てみてくださいね。

●ひなまつり特集2018



p.p.s.
よくテレビでCMが流れる人形屋さんが大きな人形メーカーだと思われていますが、実はメーカーではなく問屋や小売店だそうです。
実際に製造を行っているのは、今回訪れた岩槻や、鴻巣、佐野などの人形屋さんなんですね。

渋谷で京都コスメとイケメン和尚さん

コトラボ


from:スタッフ三浦


京都知恵産業フェアの展示会に行ってきました。
京都には、長い年月をかけて磨き上げられてきた技術や素材、ノウハウに、現代的な創意工夫を取り込んだ独創的な品物あります。
というコンセプトで、京都の企業がブースを出店する展示会です。

当店取り扱いの京都コスメブランド『コトラボ』もブースを出展するということで、スタッフ三浦、行ってきましたよ。



渋谷へGO!


会場は渋谷ヒカリエ9階のホールフロア。
受付を済ませて会場に入ると、いくつもの企業のブースがキラキラ輝いていました。
京都の企業だけが集まっているので、眺めた時の色味なんかも雅なんですよね。
豪華な西陣織や布製品などのブースの脇を通って進んでいくと、ありました。
抹茶を前面に押し出したコトラボさんのブースです。


コトラボ
どーん。シブい、カッコいい!


今回はスペースの都合もあって抹茶ラインナップをメインに展示しているそうです。
抹茶シリーズは当店でも人気で、グリーンティーフローラルの落ち着きがありながらも爽やかな香りが特徴です。
実際に京都産の宇治茶成分を配合しているので、スキンケア用品では肌荒れ防止、保湿、保護の効果があり、またアロマスプレーでは茶カテキンの消臭・抗菌効果が働き、美容と健康をサポートしてくれるアイテムなのです。

京都成分を配合し日本国内で製造されたコトラボ製品の品質の高さはもちろんオススメなのですが、今回の展示会で目を奪われたのはこのポスター。

コトラボ

この和尚さんは何かの写真素材とかではなく、コトラボ社長のお知り合いだそうで、京都の禅宗の有名なお寺で撮影したそうです。
イケメンですよね。。。



コトラボ 抹茶・緑茶シリーズ


コトラボの抹茶シリーズは当店でお買い求めいただけます。
↓各商品ページからご注文ください。












まだ販売されていませんが、新商品が展示されていました。
もちろん当店でも取り扱い予定ですので、しばしお待ちくださいね。


コトラボ
ヒジ・ヒザ・カカト用ボディバーム 緑茶のかをり


コトラボ
練り香水 八朔と竹林


コトラボ
社長の夏原さんも一緒に写真に入ってもらいました。
専門知識豊富な化粧品のスペシャリストです。



人混みにたじろぐ田舎っぺ


前に渋谷に来たのは1年以上も前だった気がしますが相変わらずすごい人、人、人。
駅前のスクランブル交差点は信号待ちの人の群れが黒い塊みたいに見えます。
僕は群馬の片田舎で生まれ育った、いわゆる田舎っぺ。
人がこんなにうじゃうじゃいるのはいくつになっても慣れませんね(笑)。


渋谷駅前


渋谷駅前


渋谷駅前 

埼玉の『つらら』を探しに秩父のへ(三十槌の氷柱)

三十槌の氷柱


from:スタッフ三浦


一年前の冬、埼玉県秩父郡の山奥で『あしがくぼの氷柱』を見て以来、迫り来る氷の塊に魅了されてしまいました。
あしがくぼの氷柱は『秩父路三大氷柱』の1つに数えられていて、西武秩父線「芦ヶ久保駅」から徒歩10分程で行ける場所にあります。

↓あしがくぼの氷柱のブログ記事はこちら

今回は芦ヶ久保よりも山奥にある『三十槌(みそつち)の氷柱』へ向かいました。
ここも秩父路三大氷柱のうちの1つ。
川を挟んだ向こう側に見上げる氷柱の壁は、神秘的でかつ迫力のある姿です。
日没後はライトアップが行われ、色とりどりのカラーで彩られます。
ライトアップ時は照らされた氷柱が手前の川に映り込み、美しい光景が見られるそうですが、今回は時間の都合で日中の風景のみ撮影してきました。




キャンプ場に駐車場があります


車で行く場合、「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」か「つちうちキャンプ場」の駐車場を利用できます。
今回はウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場に車を停めて氷柱へ向かうことにしました。


ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場


駐車料金は500円、氷柱への入場料は1人200円です。
入場料のレシートが割引券になっていて、売店の甘酒が200円のところ、150円になりました。

キャンプ場の建物の裏手から川の方へ下りていくと、すぐに氷柱が見えてきます。
氷柱は2ヶ所あり、違った表情の眺めを楽しめます。
向かって左側は岩清水が凍って自然に出来上がった天然の氷柱で、繊細な雰囲気があります。
右側は人の手によって作り上げられた氷柱で、豪快で迫力ある氷の壁といった趣です。



天然の氷柱

比較的氷柱は細めで、山の冷気によって徐々に形作られた神秘的な雰囲気があります。


三十槌の氷柱


三十槌の氷柱


三十槌の氷柱



人工の氷柱

こちらは迫力があります、ダイナミック!
ところどころ板状になっていたりして、豪快な雰囲気があります。


三十槌の氷柱


三十槌の氷柱


三十槌の氷柱


キャンプ場の建物裏手にある駐車場から見下ろして、その眺めを楽しむこともできます。
人が豆つぶのようで、氷柱の巨大さが分かりますよね。


三十槌の氷柱



ライトアップ期間

平成30年のライトアップ期間は、2月12日(月・祝)まで。
時間帯は平日は17:00〜19:00、土・休日は17:00〜21:00となっています。
この季節しか見られない風景です。
ぜひ出かけてみてくださいね。

※氷柱周辺は雪が残っていて滑りやすいです。
歩きやすい靴で行くことをオススメします。 

浅草・箱長|桐木目込み細工の工房を訪ねて

箱長の桐木目込み細工


from:スタッフ三浦


2018年1月30日、東京浅草で明治7年から桐の小物や家具を製造している「箱長」の工房にお邪魔して、製作工程を見せていただきました。

工房のある本社は台東区寿にあり、料理道具や厨房機器の道具街で有名な、合羽橋の近くです。
直営店は浅草駅近くに2店舗あり、下町情緒漂う観光の街で賑わっています。

伺った日は平日の火曜日。
応対してくれた箱長社員さんによると、土日は日本人のお客さんも多くやってくるそうですが、平日は日本人よりも海外からの観光客の方が多いとのこと。
箱長さんの撮影を終えてから、浅草寺参道の仲見世通りをぶらっと歩いてきたのですが、周りから聞こえる話し声は外国語ばかり。
去年の11月に仲見世の家賃問題が話題になりましたが、見た感じでは今まで通り土産物屋さんも賑わっていましたね。


仲見世通り
仲見世通りの風景。



浅草・箱長

箱長は、明治7年創業以来、箪笥や小物類を製造してきた、浅草の老舗です。
桐木目込み細工という、独自の装飾技法で桐工芸品を作り上げています。
木目込みとは、鈴や瓢箪、とんぼ、扇などの縁起物の図案を描き、彫刻刀で彫り、そこに和紙を裏打ちした着物地を木目込む技法です。
桐材と着物地の調和を大切にした江戸の技です。

箱長のシンボルとも言えるのが、縁起物の鈴柄。
開運、商売繁盛、魔除けの縁起柄と言われています。

今回、この鈴柄の木目込み細工の作業風景を撮影させていただきました。
図案を木地に写し取り、それに沿って彫刻刀で彫っていきます。
顔料の塗料で彩色し、着物地を木目込んで、完成となります。
職人さんの丁寧な手仕事を動画でも撮影していますので、こちらでも御覧ください。





やげん彫り

三角の彫刻刀を使って、鈴の紐部分を彫っていきます。
後でこの溝に顔料で彩色します。


箱長の桐木目込み細工


箱長の桐木目込み細工



筋彫り

図案の輪郭に沿って、彫刻刀を縦に入れていきます。
これが次の工程のベースになります。


箱長の桐木目込み細工


箱長の桐木目込み細工
筋彫りが終わったところ。



さらい彫り

筋彫りの輪郭に沿って、丸く立体的になるように斜めに彫刻刀を入れていきます。
このさらい彫りをした部分に着物地を木目込みます。


箱長の桐木目込み細工


箱長の桐木目込み細工
さらい彫りが終わったところ。


箱長の桐木目込み細工
何種類もの彫刻刀を駆使し、木目込み細工を仕上げます。



彩色

三角刀でやげん彫りをした溝に、筆で顔料塗料を塗っていきます。


箱長の桐木目込み細工


箱長の桐木目込み細工


箱長の桐木目込み細工
彩色が終わったところ。



木目込み

図案の形に切り抜いた着物地を、のりで貼り付け、専用のヘラで木目込んでいきます。
端の部分は木地に埋め込むようにして固定します。
着物地は裏側に和紙を貼り付け(裏打ち)、強くしたものを使います。


箱長の桐木目込み細工
この布をこれから木目込みます。


箱長の桐木目込み細工
和布の裏側にのりを塗ります。


箱長の桐木目込み細工
ヘラで端を埋め込みます。


箱長の桐木目込み細工


箱長の桐木目込み細工
たくさんの色柄の着物地がストックされています。



完成

木目込みが終わり、木を彫った時の細かなゴミを取り除いて完成です。


箱長の桐木目込み細工
木目込み細工の完成です。



白木と時代仕上げ

箱長では、桐の木肌をそのまま生かした白木の小物と、焦茶系の色味の時代仕上げの品物を製作しています。


箱長
白木と時代仕上げ。


時代仕上げとは、桐の板を火で炙って焦がした後に、胡粉(貝がらを原料にした顔料)と、カーボン(炭)などで仕上げたものです。
この時代仕上げは箱長独自の技術で、他の工芸品にはない、独特の色味です。
この技法は基本的に外側にのみ施し、内側は白木のままなので、桐が本来持つ耐火性能、湿度調整機能、防虫効果がきちんと生きた製品になります。


時代仕上げの独特の色味と、木目込み細工の粋な絵柄を、ぜひ手にとってお楽しみいただきたいと思います。

当店取り扱いの箱長の製品は、こちらからご購入いただけます。




p.s.
箱長は元々、無地の桐箱の製造販売を行っていた工房だそうです。
今ではずいぶんと少なくなってしまったそうですが、かつてはアクセサリー小物を手づくりする作家さんから依頼を受け、小箱を多く作っていたそうです。
乾燥が大敵の象牙の小物には、桐の湿度調整機能が最適で、またべっ甲の虫食い対策にも、桐の防虫効果が生きたそうですよ。



p.p.s.
箱長さんの取材の後に、浅草の街をブラブラしてきました。
下町情緒ある親しみやすい街の雰囲気がいいですね。


浅草


浅草


浅草


浅草


浅草


仲見世通り
仲見世通り


仲見世通り
浅草だ!って感じです


浅草寺
浅草寺宝蔵門


浅草寺
浅草寺本堂


浅草寺
浅草寺五重塔


浅草寺
五重塔とスカイツリー

雪が降りすぎて店長徒歩出社



from:スタッフ三浦


雪の多い地方の方からすれば、何言ってるの?って話かと思いますが、当店事務所のある埼玉県さいたま市では、1月22日の大雪で、非日常感があふれ返っています。
この辺りは雪が積もることがほとんどないので、妙にテンション上がってしまい、降雪翌朝の通勤時に写真撮りながら歩いてきました。
スマホカメラでの撮影ですが、記録写真として載せておくことにしました。



1月22日

帰宅時に撮った大宮駅前の駐輪場




1月23日

自宅から最寄り駅までの道中。








信号機にも雪が積もり。。。


新聞配達はバイク乗って大丈夫なんでしょうか


梅の木の冠雪と逆光がいい感じ


停めてあった車は埋もれてまいました


次に、大宮駅周辺。



バスもタイヤチェーンを装着していますが、ガリガリ空回りすることも


建築現場の重機にも雪が積もり








会社前の雪かき



店長電車ストップ

店長シバタの乗るニューシャトルが停電で動けなくなり、路線上を歩いたそうです。
ちょっと貴重な写真ですね。






p.s.
ふんわりとしたぼたん雪のイメージから作られた、雪輪文様は人気の絵柄です。
柔らかい印象で女性に人気の和柄パターンですよ。
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丹沢杉のわっぱ弁当箱工房を訪ねて



from:スタッフ三浦


ロングセラーの『丹沢杉のくり抜き弁当箱』。
神奈川県の丹沢山地の杉から作られたこのお弁当箱は、くり抜きという手のかかる製法でありながら、リーズナブルな価格で人気です。

今回、この『丹沢杉のくり抜き弁当箱』を製作する、神奈川県の工房を訪ね、製造風景を撮影させていただきました。



木工品、まずは乾燥から始まる

この弁当箱の注目すべきポイントは、リーズナブルな価格でありながら、日本国内の木材を使って国内の工房で製造していること。
つまり純粋に100%メイドインジャパンということです。
材料の杉は、神奈川県の丹沢山地で採られたもので、これを神奈川県内の工房で削り出しから仕上げまですべて行っています。

丸太の状態で山から運ばれた杉材を、板状に切り出し、十分に乾燥させるところから弁当箱づくりが始まります。
どの木工品にも共通することですが、加工前に乾燥させておかないと、仕上がり後、木の水分の蒸発時に、変形したり割れたりすることがあるからです。

板が中まで乾いたら、次はくり抜きの工程です。
残念ながらこのくり抜き加工の方法は企業秘密ということで、お見せすることはできないのですが、その後の加工を動画と写真でご紹介しますね。



くり抜き弁当箱ができるまで

くり抜き加工が終わったばかりの弁当箱から、仕上げの木固め剤の塗布まで動画にまとめましたので、見てみてくださいね。




くり抜き直後の状態です。
ベースの形が出来上がりました。
まだたくさんの木くずがまだ付いたままの状態ですので、これをヤスリで削り落としていきます。



この機械の棒の先にヤスリが取り付けられています。
これを高速回転させ、そこへ先ほどのくり抜き直後の弁当箱の木くずを取り除いていきます。



表面を削っていきます。
細かな木粉が飛んでいるのが見えますね。
内側も同様に削ります。



機械でのヤスリが終わったら、番手の細かいサンドペーパーを使い分けて、手作業でヤスリがけをします。
角丸の部分や表面を、滑らかに磨いていきます。



内側も丁寧に磨きます。
削って弁当箱の形をつくるのはここまで。
この後は木の強度を高める秘密兵器の登場です。



ニスでなく木固めで仕上げる

ここからは仕上げ作業です。
削って形を作っただけの白木の状態では、日用品として使う弁当箱としては耐久性が良くありません。
毎日使って水に濡れても曲がったり割れたりしないよう、『木固め剤』を塗り込んで、木の強度を上げる作業を行います。



木固め剤を布にしみ込ませ、拭き塗りしていきます。
ニスのように表面を塗り固めるものではなく、木固め剤は木地に浸透して木材そのものの強度を高めてくれるものです。
このくり抜き弁当箱の使い始めは、木固め剤のニオイがうっすら残っている場合がありますが、何度か洗って乾燥させることで消えていきます。
木固め剤は木製の学校給食器などにも使われている、とても安全性の高いものですので、安心してお使いください。



木固め剤を3度塗り込んだ後は、日陰で1週間乾燥させて弁当箱の完成です。



完成し、出荷を待つ弁当箱たち。
木目が美しいですね。
余談ですがワタクシスタッフ三浦は昔ギターに凝ったことがあり、綺麗な杢目に見入ってしまうという、なかなか理解されにくい趣味があります。



木製食器のコーティング

一般的にリーズナブルな価格帯の木の弁当箱は、ほとんどがポリウレタンなどで表面をコーティングする仕上げをしています。
表面をコーティングすると、外からの衝撃から木を守る効果があるのと同時に、水気が木に染み込むのを防ぐという役割も果たします。

食器なので水に濡れるのは当たり前と言えば当たり前。
しかし木の内部に水分が入ったり、逆に蒸発したりを繰り返すと、変形や割れの原因となります。
なので、木の部分が水や空気に触れないように、まるっとコーティングしてしまうのは、耐久性を上げるには効果的です。

しかしこれでは木の質感が感じられなくなってしまうんです。
なので、、、



敢えてコーティングしない


丹沢杉のくり抜き弁当箱では、表面をコーティングすることなく、木の強度を高めることができる『木固め剤』で仕上げをしています。
これで仕上げることで、見た目も手触りも木そのものの状態の弁当箱を作ることができます。
そして、コーティングしないことには、もう1つ大きなメリットがあるんです。

それは、冷めてもご飯がふっくら美味しいということ。
木のおひつと同じ効果があるんです。

ご飯を弁当箱に入れると、まず最初に、お弁当箱がご飯の余分な水分を吸収します。
そして時間が経ってご飯が冷めてきて、水分が蒸発してきた時に、お弁当箱の水分がご飯に戻るのです。

敢えてコーティングしないことで、この弁当箱に入れたご飯は、電子レンジで温めなくても、ふっくら美味しく食べられるんです。



桧もあります


当店の定番となった丹沢杉のくり抜き弁当箱に、新たなラインナップ『箱根ひのきのくり抜き弁当箱』が加わりました。
重厚感があって爽やかな芳香が特徴的な桧の弁当箱も、杉の弁当箱と同様に木固め剤で仕上げられています。
質感、香りともにナチュラルな雰囲気の食事を存分に楽しめるお弁当箱、こちらもオススメです。


p.s.
大・中・小と3種類ありますがいちばん人気は『中サイズ』です。

天童将棋駒の工房を訪ねて



from:スタッフ三浦


2017年12月7日、当店取り扱いの天童将棋駒の製造元を訪ねて、山形県天童市まで出掛けてきました。
今回は、当店事務所のある大宮(さいたま市)から山形新幹線「つばさ」で、片道2時間半ほどの道のりを行ってきました。



天童駅前はぐいぐい将棋推し

大宮から下り方面の新幹線で、天童駅まで乗り換えなしで1本で行くことができました。
山形駅の次の駅です。



12月の東北地方、さぞかし寒いだろうと覚悟して行ったのですが、意外にも気温は大宮と変わらないくらいに感じました。
天童駅前は将棋カラーがものすごく濃いゾーンになっていて、あちこちに将棋駒の絵やオブジェがあります。
さくらんぼや、ラ・フランスのアピールもあるのですが、やはりいちばん目に飛び込んでくるのは王将と左馬の文字です。




将棋駒作りの工程

現在、当店で取り扱っている将棋盤と駒のセットは、楓材に漆で文字を書いた「書き駒」ですが、今回作業工程を見せてもらったのは、高級品の「黄楊(柘植・つげ)」の駒づくりです。
丸太の状態から駒の形にし、文字を彫るところまで撮影させてもらいました。
(今回は細かい工程は途中省きながら、わかりやすい作業を選んで見せていただきましたので、これがすべての工程ではありません)



1.丸太を輪切りにする

今回は黄楊の丸太を半分に切ったものを、輪切りにしていきます。
黄楊は「木の宝石」と呼ばれる高級材で、非常に硬く、また塗装なしでも上品な光沢があるのが特徴です。
手で使い込むほどに艶と味が出る木材なので、将棋駒の素材として最適です。



2.将棋駒の厚みに板取りする

丸太を輪切りにしたものを、板状に切り出していきます。
この時、平行に切るのではなく、丸ノコに角度をつけて切っていきます。
将棋駒は置いた時に水平ではなく、先端に向かって角度がついています。
この角度に合わせて切っていきます。




3.将棋駒の五角形にする剣立て仕上げ

将棋駒の五角形を作る最終工程です。
四角い板から将棋駒の形に仕上げます。
将棋駒のサイズは6種類あり、普段は1つの種類をまとめて作る段取りで作業するそうです。
いちばん大きいものが、王。
2番目に大きいのが、飛車、角。
3番目が、金、銀。
その次が、桂馬。
さらに小さいのが、香車。
そしていちばん小さいのが、歩です。



4.文字彫り

将棋駒には「書き駒」と「彫り駒」があり、こちらは彫りの工程です。
字母紙という型紙を貼り付けて、それに沿って彫刻刀で掘っていきます。
使うのは1種類の彫刻刀。
これですべての駒を掘っていきます。


この後に目止めを施し、掘ったところに漆を塗り込んで完成です。




飾り駒の木地づくり

この工房では実用品の将棋駒の他に、置物の飾り駒も作っています。




木材ブロックを将棋駒の五角形の形にする工程。
てっぺんの尖った形を作ります。



電動のカンナで面を滑らかに仕上げます。



表面を磨き上げます。

この飾り駒に使われている木材は、栓の木。
ケヤキに似た木目を持ち、木工職人の間では「新ケヤキ」と呼ばれたりしている木材です。
飾り駒はこの後文字彫りと塗装を施して完成となります。



将棋駒の書体


将棋駒に書かれている文字の書体は、大きく分けて「楷書」と「草書」があります。
楷書は小学生が学校の授業で習う基本書体で、かっちりした文字です。
将棋駒の楷書は独特の崩しがありますが、将棋に馴染みがない人でも読める文字です。
草書は、流れるような筆文字の行書よりも、さらに字画を省いて描かれた書体です。
とても風格と味のある書体ですが、残念ながら草書の書き駒職人は、今では1人もいなくなってしまったそうです。



天童駅再び


工房の見学を終え、天童駅内にある将棋資料館へ。
中は撮影禁止だったので残念ながらここで写真をお見せできないのですが、普段の将棋と違う、めちゃくちゃ駒の種類と数が多い将棋盤など展示されていて、見る価値ありです。
人間将棋の歴史についても展示されていて、将棋ファンを飽きさせない内容になっていますよ。

余談ですが、中学生棋士の藤井聡太四段の大活躍で空前の将棋ブームになった頃、やはりこちらの工房に注文が殺到したそうです。
むろん注文したうちの1件は当店だったわけですが。
この時、当店で販売している将棋盤と駒のセットがなかなか入荷できない時期がありました。
これは駒が足りなくなってしまったのと同時に、盤も在庫がなくなってしまったからだそうです。
工房のご主人が将棋駒製作の仕事を今までずっとやってきて、盤が足りなくなったのは初めてだそうです。

藤井四段、恐るべし、ですね。



p.s.
今や当店の定番となっている「折盤と楓漆書き駒のセット」は、「ちょっといい将棋入門用」にぴったりです。
はんこで文字を入れる押駒と違い、駒はすべて職人の手書きですよ。


p.p.s.
隠れた人気商品がこちらのペン立て。
文字は印刷で入れているのでリーズナブルな価格で手に入りますよ。

だるまと言えばなぜ高崎?高崎だるまの工房を訪ねました



from:スタッフ三浦


2017年11月7日、当店取り扱いの『高崎だるま』の製造元を訪ね、見学させていただきました。
群馬県高崎市にあるこの工房は、だるま専門に製造を行っている工房です。
1年中だるま作りを専門にしている工房は、高崎市内でも数少ないそうです。

目的地は関越自動車道の高崎ICから約10km。
今回はボスと一緒に車で向かうことにしました。



天気の良い日はだるま日和

この伺った日の前日、「明日天気良さそうだから行ってみるか!」とボスの一声で決まった今回の訪問&見学。
だるまは色を塗った後に日と風にさらして乾かして作るので、雨が降っていると外で乾燥の工程が行えません。
外で乾かしているところも含め、製造工程をご紹介したいので、天気の良い日を選んで行ってきたというわけです。

だるまの乾燥工程



だるま作りの工程


1.だるまの生地
かつての昔ながらのだるま作りは、生地づくりから手作業で行っていましたが、現在では『真空成形』という技術で機械による大量生産ができるようになりました。
この工房では生地メーカーから仕入れ、そこに色付け・絵付けを行ってだるまを作り上げています。
生地は紙でできています。

まだ何も塗っていない生地


2.底のおもり
だるまの生地の底に『ヘッタ』と呼ばれる土台をくっつけていきます。
ヘッタは粘土を固めて作られたもので、これが倒しても起き上がる『起き上がり小法師』の重りとなります。


3.下地の白塗り
生地の紙部分がむき出しの状態では色が綺麗に乗らないので、最初に胡粉で真っ白に塗り、下地を作ります。
胡粉とは貝殻を焼いて作った顔料で、日本画や日本人形、仏閣の壁画や天井画などに使われる絵具です。
胡粉を全体に塗った後、外で乾燥させます。
当店で販売している『おえかき白だるま』は、この胡粉塗りまでを済ませた段階のものです。
下地の白があるので、マジックなどできれいに発色するようになります。

胡粉で白の下地を作ります

胡粉を乾かします


4.色付け
胡粉が十分に乾燥したら全体を着色していきます。
当店で取り扱っている12色のだるまは、ここで色別に分かれます。
それぞれの色の塗料に浸して着色し、この後乾燥させます。

だるまと言えば赤

天日と風で乾かします


5.顔の下地
色付けされた単色状態のだるまの顔部分に、肌色を乗せていきます。

顔の下地までできました


6.絵付け・文字入れ
1つ1つ筆で髭や眉毛を描いていきます。
腹の福入の文字、またサイズの大きめなだるまには肩(顔の横)にも文字入れを行います。
依頼があれば希望の文字を入れることも行うそうです。

筆で顔と文字を入れていきます


これらの工程を経て、だるまが完成します。
職人の手づくりで作られたこの縁起物お飾りは、1つ工程を行うごとに乾燥させる必要があり、とっても手間ひまかけられた工芸品なのです。


昔のだるま作りは今と違う

工房の庭先に、わりと無造作に古臭いだるまが置かれていました。
今生産されているだるまと比べると、どうも顔立ちが違っているような気がしました。


「ああ、これは昔のだるま作りの木型なんですよ」

真空成形でだるまの生地づくりが行われるようになる前、だるまはこの木型から作られていたそうです。
木型に生地となる紙を貼り付け、十分乾燥させてから生地を割り、中の木型を取り出してから膠(にかわ)で貼り合わせるという作業を行っていました。

現在の真空成形の生地は、前後に割って貼り合わせているので、側面にその貼り合わせ跡を見ることができます。
この工房で木型から生地を作っていた頃は、木型についた跡から推測すると、顔の真ん中に切れ込みを入れ、左右に割っていたようです。

昔と今では見た目の印象が違っているのかもしれませんね。

生地づくり以外はすべて手作業


なぜ高崎でだるま作りが盛んなのか?

群馬県南部では冬場になると『上州からっ風』と呼ばれる北西風が吹きます。
これは乾燥した強い風で、群馬県の名物でもあります。
北から流れてきた空気が、山を越える時に湿気を雨や雪にして落とし、山から降りてくる頃には乾いた風になります。

このからっ風が、だるま作りの乾燥工程に最適なので、高崎でだるまが多く作られるようになったと言われています。
また、からっ風が吹き荒れるのは冬場なので、だるま需要のピークとなる年末年始とも時期が合うのも1つの要因と考えられます。

伝統工芸士が1つ1つ丁寧に文字を入れていきます


今回訪問したのは11月上旬ということで、年末のピーク需要に向けて大量に生産をしている時期です。
そんな忙しい時期にも関わらず、僕らを快く迎え入れてくれた工房の皆さんに感謝。
縁起物は良いことがあるように願い、人を笑顔にする品物です。
そういったモノづくりを行う作り手の職人さんたちは、とても朗らかで優しさのある人たちでした。

高崎で作られる縁起だるまは、正月だけでなく1年中飾っておける、可愛い置き飾りです。
ぜひカラフルに揃えてお楽しみくださいね。


p.s.
カラフルに12色の取り扱いがある、0.3号だるま、2号だるまが人気です。
↓こちらからご購入ください。




p.p.s.
ストーブの前から全く動かない猫。
僕らは1時間くらいこの工房にいたのですが、全く動かず1度も目を開けず(笑)。
のんびりしてていいですよね。

さいたまクリテリウムを観戦しました(写真撮影者目線)



from:スタッフ三浦


2017年11月4日、当店の地元さいたま市で、ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが開催されました。
このイベントの観戦に行ってきたのですが、選手の応援に来ている人たちの熱気に圧倒された1日でした。
僕は自転車競技に関して全くの素人。
ただカッコいい写真を撮りたいだけで出かけたのですが、初めて行っていきなり納得いく写真が撮れるほど甘くありませんでした、という記事ブログです。

競技に関しては全くの素人なので、写真を撮りに行って気づいたことを書いていこうと思います。


ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

オフィシャルサイトより引用=====

世界最高峰のサイクルロードレース「ツール・ド・フランス」の名を冠した自転車競技イベントが、『ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム』だ。
その年の夏、ツール・ド・フランス本大会で各賞を獲得するなど大活躍したスーパースター達が集結し、さいたま新都心周辺の特設コースで熱戦を繰り広げる。


=====引用ここまで


ツール・ド・フランスの名称をクリテリウムレースで冠するのは世界初だそうで、2013年以降、当店事務所のある大宮駅の1つ隣の駅、さいたま新都心駅周辺で開催されています。
割と近所で開催されていたイベントが、これほどの規模のものだったとは全く知りませんでした、お恥ずかしい。。。


最前列を確保するには何時に行けばいい?

オフィシャルのタイムテーブルを確認すると、クリテリウム本番レースは15:00スタート。
ツール・ド・フランスという名前を『聞いたことある』程度の認識でしかなかった僕は、完全に侮っていました。
なんて書くと、ファンの人は気分悪くなっちゃいますよね、ごめんなさい。
15時本番なら10時くらいに行けば余裕で場所取りできるでしょ?なんて思っていました。


しかし会場に着いて見渡してみると、熱心なファンの方は既にレジャーシートや折り畳み椅子で場所を確保済み。
ひとまず持参した折り畳み椅子を出して、2列目に陣取ることにしました。
何となく周りの熱いファン同士の会話に耳を傾けていると、朝6時に来たとか7時だとか、そんな話が聞こえてきました。
僕が会場に到着したのが9時30分くらい。
一旦会社に寄って荷物を持ち、そこから電車に乗って、のんびりやって来た結果、観覧スペースの最前列を確保するには3時間も出遅れていたことになります。
完全に侮っていましたね。

うまく場所を確保して、選手たちが正面から迫ってくるような迫力ある写真が取れたらいいなぁ、なんて考えていました。
あと流し撮りとかできたら満足なんて思っていましたが。。。
甘くなかった!


警備がなかなか厳しい

自転車競技ファンであれ、写真愛好家であれ、少しでも前に出て選手との距離を縮めたいもの。
レース本番前に気分が盛り上がってしまい、柵を動かしたり、ちょっと体を乗り出したりする人がいましたが、数メートルおきに配置された青ジャンパーのスタッフと、制服姿の警備員が、すぐに戻るよう注意をしていました。
学生が集団で柵を乗り越えた時は、偉いポジションっぽいスーツの男性が駆けてきて、大声で叱責していました。
「コースに入ってはいけません!下がりなさい!何やってるんですか!!」

観覧スペース最前列以外にも、後ろ側も注意を受けます。
歩道は通路です、観覧スペースからはみ出た場所で立ち止まらないでください!と。


写真撮るのにいい場所

事前にコースマップを見て、撮影ポイントを事前に何ヶ所か決めていました。
選手の正面からの写真が撮りたいから、直線が終わるあたりがいいだろうと思って、そんな場所ばかりチェック。
元々目星を付けていたこんな場所に陣取りました。
2列目ですけどね。


ここで何とか最前列の人の隙間から顔を出せれば、選手が正面から迫って来るようないい写真が撮れるんじゃないかと。
ところが僕の前にいる2人組の男性は、何だか周囲に威圧感を放つタイプの人たちで、仲良く慣れそうにない雰囲気です。
隙間から顔を出そうとした他の男性に対して睨みを効かせ、無言で下がらせているのを見て、ここは無理だと(笑)。
おまけにヘアピンカーブ手前なので、選手のコース取りは大きく外側に膨らんできます。
こんな感じに。


近っ!
迫力あっていいですが、どうにも撮れそうにないので、すぐに場所を変えることにしました。
5時間ここに陣取ったのに、大失敗です。

道の反対側に渡り、コーナーから選手が顔を出すポイントを狙いました。
ラッキーだったのが、この場所をレジャーシートで占拠していたのが、飲んだくれのオジサン集団だったこと。
観戦よりも宴会が優先なようで、あまり立ち上がったり手を振り上げたりすることもなく、この人たちの頭上からレースの様子を撮ることができました。


バリアングル液晶のある会社のカメラを持っていって正解。
両手を挙げたバンザイポーズでカメラを構え、液晶画面は90度曲げて真下に向けるようにし、何とか撮ることができました。
置きピンの狙いが外れてちょっと眠たい写真になってしまいましたが、選手の躍動感は出てるかなと。








写真撮影が目的の場合はやっぱり望遠

いい場所を見つけたものの、ここに居続けるとずっとこの角度でしか撮れないので、狙ってる選手などがいない僕のような競技素人にとっては、全部同じような写真になってしまいます。
ある程度の段階でここも移動しました。

クリテリウムは約3kmコースを19周します。
10周くらい終わったところで移動し始めたのですが、終盤に向けてどんどん盛り上がっていきます。
電車の混雑を避けて早めに引き上げる人がいたら、その隙間に入って行こうなんて思いながら場所移動をしていたのですが、レース終了まで観客の去る気配はなさそうです。
自転車レース撮影の初めての経験として、今回はいい勉強になりました。

いろんな角度や背景からの写真を撮りたいのなら、望遠レンズと脚立を持って移動しながら撮るのがいいかもしれないですね。
ただし脚立の使用が危険だとか、通行の妨げになるという理由で、注意を受けるのを覚悟の上で自己責任でお願いします。












テレビカメラも多数スタンバイ


警察車両も出動して警備は万全


とにかく選手のスピードと迫力、そしてファンの熱気を体感した1日でした。
また、いい角度で撮れる位置は報道陣専用スペースになっていて、一般人がどうにかいい写真を撮るには準備と工夫は必要ですね、ってことが分かりました。 

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2017/6/13
※ヤマト運輸 配達時間帯指定枠の変更について
2017年6月19日より宅配便の配達時間指定「12時から14時」が廃止となりました。また「20時から21時」が「19時から21時」に変更となっております。ご了承くださいませ。
2015/5/30
※梱包手数料について
当店の都合により、ご注文合計金額が税込540円未満の場合、梱包手数料として108円(税込)を加算させていただいております。
ご理解の程よろしくお願いいたします。

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